CASPIAN SEA
広く中央アジアにまたがる塩湖。日本とほぼ同じ面積。海と湖の両方の特徴をあわせ持っているため、海としては世界で最も小さな海となり湖としては世界最大。 沿岸は西海岸のバクーを中心として一大石油生産地となっている。
ARAL SEA
カザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖。かつては世界で4番目の面積であったが1940年代の灌漑や運河建設により1960年代以降面積が急激に縮小。塩分濃度は上昇し生息動物の大半が死滅、キャビアなどの漁業も壊滅状態にあり、消滅の危機にさらされている。
GREAT LAKES
アメリカ合衆国およびカナダの国境線をなす5つの湖の総称。 塩湖以外では世界最大の面積を誇る。 5大湖・セントローレンス川水系は世界最大の淡水水系で「内陸の海」とも呼ばれる。 周辺はアメリカ有数の工業地帯でありシカゴやデトロイトなどの工業都市が点在する。
LAKE TANGANYIKA
タンザニア西端にある淡水湖。海抜773Mに位置し、東西40km、南北650kmに細長くのびる。最大水深は1471mでアフリカ最深、世界では第2位。古代湖。非常に深いことなどから深層の水は流動せず「化石水」と呼ばれる貧酸素水塊となっている。
LAKE VICTORIA
ケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれたアフリカ最大の湖。ナイル川の主流のひとつ。 1000万年前〜500万年前に地表が隆起しはじめたといわれるグレート・リフトバレーに囲まれ、形成もそれが原因だといわれている。多くの固有種が進化し「ダーウィンの箱庭」としても有名。
LAKE BAIKAL
世界一の透明度を持つ湖。 世界遺産。面積はアジア最大で水深は世界一を誇る。 また世界で最も
古い古代湖で2500万年の歴史を持つ。 全体で2500種以上が確認されている豊かな生物種のうち、約7割近くが長い歴史を通して湖内で独自に進化した固有種。